DXへの取組み
当社はデータとデジタル技術を活用し、ビジネスモデルの変革・働き方を改革するデジタル‐トランスフォーメーション(DX)を推進しております。
バックオフィスDXとして、基幹システムの更新や、クラウド処理システムの導入。
また、インフラDXとして、BIM/CIMへの全社的な対応力の強化・向上を推進するとともに、ICTを積極的に導入し業務プロセスの変革、ビジネスモデルの拡大・新規分野へチャレンジを目的として2021年11月よりDX推進室を設置しました。
2021年11月
株式会社 荒谷建設コンサルタント
代表取締役 社長執行役員 荒谷 悦嗣
DX推進戦略
主要施策(2021年度から2023年度までに取り組む施策)
・BIM/CIMへの対応力の強化・向上を推進
・生産性向上に向けたICT活用の社内普及
・基幹システムの更新
事業全体におけるDX推進の位置づけと達成目標
ICTを積極的に導入・活用し、業務プロセス全体の変革、高度技術への対応力強化と次世代事業の創出に挑戦し、2021~2023年で売上高3%以上の成長を目指す。
DX推進に関連する具体的な取組み
バックオフィスDX
・基幹システム更新
・キャッシュレス精算
・クラウドシステムの活用
・YouTube等のSNSを活用した情報発信、PR
インフラDX
DX推進室のサポートのもとBIM/CIMへの対応力強化、ICTを活用した効率化の推進
■ICTを活用した効率化の推進 (リンク先に遷移します)
■BIM/CIMの取組み
国土交通省では、ICT(情報化施工)等により建設生産システム全体の生産性を向上し、もっと魅力ある建設現場を目指す取組みで「i-Construction」(アイ・コンストラクション)を進めています。
BIM/CIMは、土木分野における計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管理の各段階においても3次元に連携・発展させ、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムを効率化・高度化するものです。
・DX推進室によるBIM/CIM業務への活用相談・支援、分野別研修の実施
3Dモデルを活用した様々なリクワイヤメント(要求事項)に向けての3Dモデル作成・活用相談などの支援を行っています。
【BIM/CIM業務 実施事例】
▲3Dモデルによる橋梁架替工事施工シミュレーション
また、社内研修では3Dモデル作成研修やBIM/CIM業務の好事例の紹介などの社内教育も実施しています。
▲社内研修(新入社員研修)での3DCAD作成・体験研修の様子
・i-ConstructionにおけるICT活用工事への対応
【3次元計測およびモデル作成】
i-ConstructionにおけるICT活用工事への対応として、設計基本データ(3次元土工モデル)及びMMS(モービルマッピングシステム)やUAVを用いた3次元地形モデルを作成しています。
【i-Construction・インフラDX推進コンソーシアムへの加盟】
2017年1月、産学官が連携して建設現場の生産性向上を図ることを目的に、幅広い分野の企業や公共機関・団体、有識者などでつくる「i-Construction推進コンソーシアム」が発足しました。
2023年12月、インフラ分野の業務等の変革を目指すインフラDXの推進が加わりました。当社は法人会員として参画し、「技術開発・導入WG」「3次元データ流通・利活用WG」の一員として、i-Construction・インフラDXの取組みを推進しています。