アラタニでは、未来の担い手となる子どもの望ましい職業観や勤労観を育むため、小中高生を対象に職場体験学習を行っています。この取組みは毎年以下の事業所で行なっています。
- 本社(広島市)
- 山陰支社(松江市)
- 四国支社(松山市)
職業体験の目的~望ましい職業観の形成と地域の会社について理解を深めます
- ①望ましい職業観や勤労観の形成に役立てる。
・職業や仕事の実際について知る
・働く上でのやりがいや喜び、苦労などを体感する。
- ②地域の事業所等について理解を深める。
- ③挨拶や言葉遣い、交通マナーや公共施設の利用の仕方等、社会人・職業人としての礼儀・マナーの大切さを知る。
- ④自己の個性や適性を理解し、自己の進路や生き方を考える。
- ⑤職場の仲間とのふれあいの中から、豊かな人間関係を築いていく。
職業体験レポート①~ 中学生のための調査・測量・設計プログラム
平成26年に行なわれた広島市内の中学生3名を対象とした職場体験学習をご紹介します。
①オリエンテーション 建設コンサルタントの紹介
まず、建設コンサルタントが道路や橋など普段みんなが使うものを作っている仕事で、生活に身近なものだということを理解してもらいます。そして、アラタニが学校と同じ広島市内にあり、通学に使う道路や橋、災害から家を守る護岸や砂防のほか、生活に欠かせない公園や港、水道などを設計する会社であることを紹介します。
②調査プログラム 地層を観察しよう!
会社近くの江波山で露頭を観察します。地層を切り取ったボーリングコアを観察して、地面の下が色も硬さも違ういくつもの層からできていることを勉強しました。
③測量プログラム 最先端の小型無人ヘリコプターを体験しよう!
いま災害現場などで大活躍している小型無人ヘリコプター。撮影したデータで多視点立体図を作ることができます。実際にミニチュアのヘリコプターを操縦して体感してもらいました。
④設計プログラム みんなで公園をつくろう!
子どもが遊ぶブランコや滑り台について、その配置の仕方などを解説します。その後、「みんなにとって安心できる公園とは?」というテーマでみんなで話し合い、模造紙に整理しました。
⑤社会資本と防災を考える
いま、道路や橋は古くなっていて壊れて崩れる危険があります。大雨で川が氾濫したり、地震で堤防やダムが壊れることがあります。そうならないように古くなったものは定期的に直して強くしておくことが大切です。建設コンサルタントは、自然環境に配慮しながらも、人の生活を便利にし、人の命を災害から守る仕事だと理解を深めてもらいました。
お礼のお手紙をいただきました
職場体験学習を終えた生徒さんからお礼のお手紙をいただきました。
体験学習をとおして、建設コンサルタントの仕事だけでなく、働くということについて理解を深めることができたようです。
「体験学習で一番設計プログラムで公園を作ったのが印象に残っています。自分達で公園を造ることは初めての経験であり考えたりしたことがなかったのでとても楽しく考えることができました。今回の職場体験で私は建設・設計の難しさ、奥深さを学ぶことができました。」(一部抜粋)
「体験学習の中で測量プログラムが印象に残っています。無人小型ヘリコプターを飛ばして撮影していることがとても驚いています。災害現場やオリンピック競技の撮影に使われていて無人ヘリコプターはすごいと思いました。(中略)一つ一つの仕事はたくさんの人によって行なわれているのだと身をもって知りました。」(一部抜粋)
「体験学習のなかで一日目の午後からの調査プログラムで地層を見たり、ボーリング柱状図を作ってみたり、実際に山を登ってハンマーを使って叩いたことがとても印象に残っています。(中略)
職場体験を通してどんな仕事も人々を思って仕事をするという大切な思いを寄せてやっていることが分かりました。私もどんなことでも皆のことを思いながら熱心にやろうと思いました。」(一部抜粋)
平成18年に行なわれた松江市内の高校生を対象とした職場体験学習をご紹介します。
実際の機器を見て触って、建設コンサルタントを構成する測量、調査・設計を体験しました。
①調査プログラム

ボーリングについての概要説明と身近な場所で発生した地すべり災害について紹介しました。
②測量プログラム

実際にトータルステーションを使った簡単な測量を体験しました。
③設計プログラム
土木設計には根拠となる地質情報と測量データが必要となります。実際にCADを操作しながら、道路や橋の建設工事には正確な図面が必要であることを学びました。
職業体験学習 ~ 広島キッズシティ出店 ~
職業体験の目的~「自ら育つ力」を醸成する
- 「広島キッズシティ」は、職業体験を切り口に、子供達が自らの力で考え、行動し、体験する場を創出することにより、子供達が本来持っている「自ら育つ力」を醸成する事業です。
-『広島キッズシティ』公式サイトより抜粋
職業体験レポート①~測量体験
平成28年に行われた広島キッズシティでの職業体験をご紹介します。
①体験内容 測量体験
●トータルステーションを使って、ターゲットまでの長さを測ろう
●UAV(ドローン)シミュレーションを使ってUAVを飛ばしてみよう
②体験の様子
子供達は、UAVシミュレーションでは画面に食い入るように見ながら操縦体験をしていました。トータルステーションを使用したお仕事体験では、離れた場所に貼ったターゲット『カープ坊や』を見つけると「見つけた見えたすげー」などと喜んでいました。
中にはリピーターで「もう一回体験したい」と戻って来てくれる子や、「私も見させてもらってもいいですか」「街中で作業をしているのを見かけたことはありますが、こういった作業をされていたのですね」と、保護者からの関心も高く、たくさんのお客さんにご来場いただきました。
実際の測量機器に触れてもらうことで、仕事についての理解を深めていただきました。
→ 参加報告『広島キッズシティ2016』測量体験
職業体験レポート②~野菜の調理・販売
平成27年に行われた広島キッズシティでの職業体験をご紹介します。
①体験内容 野菜の調理・販売
子供店長とキッズアルバイトを中心として野菜を調理・販売しました。
野菜はたんじゅんファーム安芸太田で栽培したものを使用しました。
【販売したもの】
野菜ピザ / 安納芋の焼き芋 / 安納芋(生の量り売り) / ラディッシュ(生野菜)
②お店の運営・体験の様子
お店には事前に担当割りされた『子供店長』が陣取り、1時間毎に交代する『キッズアルバイト(三名)』をレクチャーしながら調理・販売します。それを、ボランティア参加の学生と当社スタッフが最小限の範囲で支援しながら進めていきます。
子供店長には野菜嫌いな子供もいましたが、「ピザ買ってくださ~い。無理して買ってくださ~い。」「ピザおいしいですよ~。食べないと損しますよ~。」と呼び込む商売上手な子もおり、焼き芋600個、ピザ280枚を販売することができました。
子供店長やキッズアルバイトに参加してくれた子供達には、物を売ることの楽しさと大変さの両方を感じていただけたと思います。
→ 参加報告『広島キッズシティ2015』野菜の調理・販売
職業体験学習 ~ 職場で仕事を体験 ~
アラタニでは、未来の担い手となる子どもの望ましい職業観や勤労観を育むため、小中高生を対象に職場体験学習を行っています。この取組みは毎年以下の事業所で行なっています。
職業体験の目的~望ましい職業観の形成と地域の会社について理解を深めます
・職業や仕事の実際について知る
・働く上でのやりがいや喜び、苦労などを体感する。
職業体験レポート①~ 中学生のための調査・測量・設計プログラム
平成26年に行なわれた広島市内の中学生3名を対象とした職場体験学習をご紹介します。
①オリエンテーション 建設コンサルタントの紹介
まず、建設コンサルタントが道路や橋など普段みんなが使うものを作っている仕事で、生活に身近なものだということを理解してもらいます。そして、アラタニが学校と同じ広島市内にあり、通学に使う道路や橋、災害から家を守る護岸や砂防のほか、生活に欠かせない公園や港、水道などを設計する会社であることを紹介します。
②調査プログラム 地層を観察しよう!
会社近くの江波山で露頭を観察します。地層を切り取ったボーリングコアを観察して、地面の下が色も硬さも違ういくつもの層からできていることを勉強しました。
③測量プログラム 最先端の小型無人ヘリコプターを体験しよう!
いま災害現場などで大活躍している小型無人ヘリコプター。撮影したデータで多視点立体図を作ることができます。実際にミニチュアのヘリコプターを操縦して体感してもらいました。
④設計プログラム みんなで公園をつくろう!
子どもが遊ぶブランコや滑り台について、その配置の仕方などを解説します。その後、「みんなにとって安心できる公園とは?」というテーマでみんなで話し合い、模造紙に整理しました。
⑤社会資本と防災を考える
いま、道路や橋は古くなっていて壊れて崩れる危険があります。大雨で川が氾濫したり、地震で堤防やダムが壊れることがあります。そうならないように古くなったものは定期的に直して強くしておくことが大切です。建設コンサルタントは、自然環境に配慮しながらも、人の生活を便利にし、人の命を災害から守る仕事だと理解を深めてもらいました。
お礼のお手紙をいただきました
職場体験学習を終えた生徒さんからお礼のお手紙をいただきました。 体験学習をとおして、建設コンサルタントの仕事だけでなく、働くということについて理解を深めることができたようです。
「体験学習で一番設計プログラムで公園を作ったのが印象に残っています。自分達で公園を造ることは初めての経験であり考えたりしたことがなかったのでとても楽しく考えることができました。今回の職場体験で私は建設・設計の難しさ、奥深さを学ぶことができました。」(一部抜粋)
「体験学習の中で測量プログラムが印象に残っています。無人小型ヘリコプターを飛ばして撮影していることがとても驚いています。災害現場やオリンピック競技の撮影に使われていて無人ヘリコプターはすごいと思いました。(中略)一つ一つの仕事はたくさんの人によって行なわれているのだと身をもって知りました。」(一部抜粋)
「体験学習のなかで一日目の午後からの調査プログラムで地層を見たり、ボーリング柱状図を作ってみたり、実際に山を登ってハンマーを使って叩いたことがとても印象に残っています。(中略)
職場体験を通してどんな仕事も人々を思って仕事をするという大切な思いを寄せてやっていることが分かりました。私もどんなことでも皆のことを思いながら熱心にやろうと思いました。」(一部抜粋)
職業体験レポート②~ 高校生のための調査・測量・設計プログラム
平成18年に行なわれた松江市内の高校生を対象とした職場体験学習をご紹介します。
実際の機器を見て触って、建設コンサルタントを構成する測量、調査・設計を体験しました。
①調査プログラム
②測量プログラム
実際にトータルステーションを使った簡単な測量を体験しました。
③設計プログラム
土木設計には根拠となる地質情報と測量データが必要となります。実際にCADを操作しながら、道路や橋の建設工事には正確な図面が必要であることを学びました。
職業体験学習 ~ 広島キッズシティ出店 ~
職業体験の目的~「自ら育つ力」を醸成する
職業体験レポート①~測量体験
平成28年に行われた広島キッズシティでの職業体験をご紹介します。
①体験内容 測量体験
②体験の様子
子供達は、UAVシミュレーションでは画面に食い入るように見ながら操縦体験をしていました。トータルステーションを使用したお仕事体験では、離れた場所に貼ったターゲット『カープ坊や』を見つけると「見つけた見えたすげー」などと喜んでいました。
中にはリピーターで「もう一回体験したい」と戻って来てくれる子や、「私も見させてもらってもいいですか」「街中で作業をしているのを見かけたことはありますが、こういった作業をされていたのですね」と、保護者からの関心も高く、たくさんのお客さんにご来場いただきました。
実際の測量機器に触れてもらうことで、仕事についての理解を深めていただきました。
→ 参加報告『広島キッズシティ2016』測量体験
職業体験レポート②~野菜の調理・販売
平成27年に行われた広島キッズシティでの職業体験をご紹介します。
①体験内容 野菜の調理・販売
②お店の運営・体験の様子
お店には事前に担当割りされた『子供店長』が陣取り、1時間毎に交代する『キッズアルバイト(三名)』をレクチャーしながら調理・販売します。それを、ボランティア参加の学生と当社スタッフが最小限の範囲で支援しながら進めていきます。
子供店長には野菜嫌いな子供もいましたが、「ピザ買ってくださ~い。無理して買ってくださ~い。」「ピザおいしいですよ~。食べないと損しますよ~。」と呼び込む商売上手な子もおり、焼き芋600個、ピザ280枚を販売することができました。
子供店長やキッズアルバイトに参加してくれた子供達には、物を売ることの楽しさと大変さの両方を感じていただけたと思います。
→ 参加報告『広島キッズシティ2015』野菜の調理・販売