構造設計課では、主に橋梁や擁壁、樋門等、コンクリート構造物の設計、施工計画を行っています。
　対象の地域によって地盤や地形等、条件が異なるので、現地踏査や協議を行いながら、その土地の条件に合わせた構造物の設計や施工計画をします。
　条件をひとつひとつクリアしながら、より良い構造物を設計していくことは難しく、そこが面白いと感じます。

　ものづくりがしたいという思いと、大学での経験から、土木業界に興味をもちました。その後、インターンシップで建設コンサルタントという仕事を体験し、幅広い知識をもって人々の生活に貢献できるところにやりがいを感じました。大学は県外でしたが、生まれ育った地元に貢献したいと思い、広島の建設コンサルタントを探しました。その中で、アラタニの地元を大切にしているところやアットホームな雰囲気に魅力を感じ入社を決めました。

　仕事では学ぶことが多く、毎日勉強の日々を過ごしています。入社当初はほとんど技術に関する知識がありませんでしたが、上司や先輩方の丁寧なご指導のおかげで少しずつできることが増えてきました。
　これからもできることを着実に、新しいことを柔軟に吸収し、一日でも早く信頼される一人前の技術者になりたいです。

　学生の間は、授業やインターンシップだけでなく、サークルやバイト、旅行など、様々なことを経験できる時間とチャンスがあると思います。この機会にたくさんのことを経験しておくと、思ってもみなかったことに興味が湧いたり、価値観が変わる出来事や人に出会ったりするかもしれません。ぜひ学生の間にたくさんの経験をしてください。