現場では構造物設計のためのボーリング調査や、井戸水・沢水を調べてまわる利水調査、構造物の安定度を調べる道路防災点検などをしています。社内では現場での結果を整理したり、解析をしたりします。現場と内業の割合は半々くらいで、体力的にもバランスが良いと感じています。仕事内容は多岐にわたるので、会社に入ってから勉強することがとても多く、新しいことを覚えるのが刺激になっています。

　地元の山口近県で、大学時代に勉強したことを活かせる職業につきたいと考え、中国地方の建設コンサルタントを探しました。その中でも当社は地元に密着して仕事ができるということが大きな志望理由です。また、会社説明会や選考時に社員の方々の気さくな雰囲気を感じたことも大きな決め手となりました。

　現在の目標は、この仕事を続けながらあたたかい家庭を築くことです。当社では、総合職で産休・育休を取得して働き続けている女性がまだいません。客先相手の仕事であること、現場との兼ね合いで定時に帰れないこともあること、等々さまざまな問題がありますが、会社一丸となって問題に取り組み、気兼ねなく家庭と仕事を両立できる環境づくりを目指しています。

　仕事をしていると、人に説明する場面が多くあります。相手は上司だったり、発注者だったり、地元の方だったりと様々ですが、自分の伝えたいことを適切に伝える努力を学生時代にしておけばよかったと痛感しています。学生のうちに、色々な人と話しておくことをおすすめします。
　また、女性でこの職種を考えている方は、体力面での心配があるかもしれませんが、私の場合、一緒に現場に行く男性社員の方に荷物を多めに持ってもらったり、休憩を頻繁にとったりと、配慮していただきながら作業しています。体力面でついていけない、作業がこなせない、ということはないので、あまり心配いりません。